サッカー日本代表が参加するカタールワールドカップ2022がもうすぐ開幕します。1998年のフランスワールドカップに苦戦しながらも初出場してから、6大会連続で出場を決めている日本代表ですが、今回大会の予選リーグの組み合わせは、優勝経験のあるドイツ代表、スペイン代表、北中米の強豪コスタリカ代表と、今までで一番厳しい組み合わせになったと言っても過言ではないです。
この記事では、予選リーグの対戦相手であるドイツ代表にスポットを当て、過去の対戦成績やドイツ代表の注目選手、対戦日などの試合日程についてまとめていきたいと思います。

サッカードイツ代表基本情報
サッカードイツ代表は、ワールドカップを4回も優勝している強豪国です。(旧西ドイツ時代も含む)これは最多5回優勝しているブラジルに次ぐ、同じくヨーロッパの強豪国イタリアと並んで歴代2位タイの優勝回数となっています。最新のFIFAランキング(2022/10/6発表)では11位ですが、過去のFIFAランキングでは何度も1位を獲得しているサッカー大国です。
現在の監督はハンス=ディーター・フリック氏が務めていて、基本フォーメーションは、キリンカップ時に日本代表が採用していた「4ー2-3-1」を採用しています。ユニフォームは、ホームが白いシャツに黒の短パンに白のソックスで、アウェイは黒のシャツに赤い袖口で、パンツもソックスも黒です。
日本代表が決勝トーナメントに進むうえで、最低でも引き分けを狙って行かなければならない強敵といえるでしょう。そのような強豪国ではありますが、歴代に強豪と名を上げるに貢献した選手が多数いますので歴代の名選手をポジションごとに紹介します!
GK:オリバー・カーン
ドイツ代表に数多くいる名GKの中でも日本で知名度が高いのはオリバー・カーンでしょう。日本と韓国で共催した2002年のワールドカップで活躍し、その闘争心むき出しのプレイで日本でも有名となりました。
DF:フランツ・ベッケンバウアー
サッカー好きの方でこの人の名前を知らない人がいないのではないかと言われるほどのドイツを代表する名プレイヤーです。
旧西ドイツ代表で活躍し「皇帝」と呼ばれるほど長年西ドイツ代表をDFラインから支えてきました。彼の活躍によりリベロというポジションが生まれました。
MF:ローター・マテウス
数多くいる名選手の中で紹介したいのが、今でいうアンカーのポジションでドイツ代表を長年支えてきたのがこの選手です。
的確なポジショニングと判断力、カバーリングが素晴らしく中盤の底で、数多くのピンチの芽をつぶしてきました。
FW:ミロスラフ・クローゼ
ドイツ代表のFWといえばゲルト・ミュラーかミロスラフ・クローゼかと言われるほどの名選手です。それまで何十年も越えられることが無かった、ゲルト・ミュラーがもっていたドイツ代表歴代最多得点数を更新し、ドイツ1のFWになったといえます。2002年ワールドカップでは7試合5得点で得点ランキングは2位でしたが、そのすべてがヘディングだったという珍しい記録でした。
サッカードイツ代表注目選手は?
日本代表の強力なライバルとなるドイツ代表ですが、どんな選手が召集されるのが気になる方多いでしょう。なので、現在のドイツ代表の注目選手をポジションごとに紹介したいと思います。
GK:マヌエル・ノイアー
言わずもがなドイツどころか世界でも歴代トップクラスのGKがマヌエル・ノイアーです。ベテランの域に達してきましたが、そのセービング能力に判断力、足元の巧さは全く衰えていません。今回のワールドカップでは、日本代表にとって高き壁となって立ちはだかるでしょう。
DF:アントニオ・リュティガー
現在、レアルマドリードで活躍しているアントニオ・リュティガーは、29歳ながらドイツ・イタリア・イングランドと渡り歩いており、この若さで欧州5大主要リーグのうち4つでプレーをしています。色々な国での経験と驚異的な身体能力を活かしたディフェンスは日本を苦しめるでしょう。
MF:ジャマル・ムシアラ
ドイツが誇る若き天才がジャマル・ムシアラです。16歳でバイエルン・ミュンヘンでデビューし、17歳の時にクラブ史上最年少ゴールを決める等、数々の記録を塗り替えています。19歳の若さながら、すでにドイツ代表でのポジションも確実なものとしており、その技術と得点能力は日本も苦戦すると思います。

FW:ティモ・ヴェルナー
ドイツが誇る大型ストライカーがティモ・ヴェルナーです。その得点感覚と強靭なフィジカルで日本代表のDF人の脅威となると思います。
日本代表VSドイツ代表過去の対戦成績
過去にワールドカップでの対戦はありませんが、国際Aマッチで2度の対戦があります。日本代表から見ての対戦成績は0勝1分1敗です。
- 2004年12月16日:日本 0ー3 ドイツ
得点者:クローゼ×2、バラック(ドイツ) - 2006年03月30日:ドイツ2ー2日本
得点者:クローゼ、シュバインシュタイガー(ドイツ)、高原×2(日本)
A代表だと、ジーコジャパンまで溯る必要があり情報が古い情報となりますので、今までの対戦成績についてはあまり参考にはなりません。ですが、フランクフルトに所属する鎌田大地やシュツットガルトに所属している遠藤航、伊藤洋輝、フライブルクに所属する堂安律とブンデスリーガの一線級で戦っている選手がいますので、国内組が多いドイツ代表の選手と渡り合うには、当時よりも情報が多いのは良い点だと思います。
ワールドカップ2022 日本代表VSドイツ代表の試合日程はいつ?
2022年11月に開催される「ワールドカップ2022」の注目の日本代表の初戦、日本代表VSドイツ代表の試合はいつ行われるのでしょうか?日程とテレビ局の中継等をまとめてみました。
11月23日(水)22:00〜:ワールドカップ2022 グループE第1節「ドイツ代表 vs 日本代表」
放送局:NHK、ABEMA TV
日本代表の史上初のベスト8への行方を占う大事なグループリーグ初戦の日本代表VSドイツ代表は、11月23日(水祝日)の22時キックオフとなっています。放送に関しましては、地上波ではNHKが、ネット中継はABEMAで放映される予定です。大事な初戦ですので、サッカー日本代表を応援すべく、リアルタイムで視聴したいですね!
まとめ
本記事では、カタールワールドカップ2022の日本代表VSドイツ代表について、ドイツ代表の注目選手やチームにスポットライトをあてて紹介してきました。その他、試合日程や過去の対戦成績なども見てきましたが、ドイツ代表との試合自体が少なく、直近でも2006年ドイツワールドカップ前となりますので、あまり参考にはならなそうです。
但し、ドイツブンデスリーガで活躍していたり、過去に所属していた選手が日本代表には多く入ると思われますので、ドイツ代表のサッカーにも対応できるのではないかと考えています。11月23日には地上波での放映もありますので、テレビの前でぜひ応援して行きましょう!

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